こんにちは！
埼玉県新座市に拠点を置く、株式会社遠田建設です。
弊社は、朝霞市をはじめ、埼玉・東京エリアにおける建設資材の運搬を手掛ける運送会社です。
建設現場で働いていると、舗装工事を行う機会は多いでしょう。
舗装作業の一部だけを任されているとはいえ、「舗装工事の全工程を知りたい！」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、舗装工事の手順を詳しくご紹介します。
舗装工事の手順
道路は4層に分かれており、それぞれ手順を分けて、作業を行っています。
道路の舗装工事においては、主に以下5つの手順で行われます。
現場を測量する
工事を行う前に現場を確認し、測量を行います。
測量は設計図と現場があっているか、補足情報はないかなどを確認する工程です。
既存の測量が終われば、周辺地域へ工事の周知を行ったり、補足情報として追加の測量を行ったりします。
路床工事
路床とは、舗装作業の最下層の部分で、最初に工事を行う部分です。
路床工事を行う部分まで土を掘り下げ、溝に砂を敷き詰めていきます。
路床が弱いものだと、そこから地盤沈下が起こり、大きな事故に発展することもあるため、入念に工事が行われます。
路盤工事
路盤は、下から2番目の層です。
衝撃や重量を分散させるために、まず、路床の上に砕石を敷きます。
その後、重機（ロードローラーや転圧機など）で転圧していきます。
ちなみに、路盤では衝撃をうまく分散させるために粒度が均一のものを使用することが多いです。
基層工事
基層は、重量を分散させるために、路盤の上部に敷かれる部分です。
150度以上に加熱されたアスファルト混合物を敷き、アスファルトフィニッシャーを使い、式敷慣らしを行います。
その後、ロードローラーなどを使用し、締め固めていきます。
表層工事
表層工事は、道路の表面に見える部分のことです。
この部分はアスファルトを使用し、車などが通っても安心なように高い耐久性をもたせることが多いです。
ちなみに耐久度だけでなく、摩耗や水に強いアスファルトが選定されています。
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